本日、デモ再生に新機能「TrueView」を追加しました。 この機能を使うと、デモ再生がプレイヤーの実際のプレイ体験により近い形で再現されるようになります。
これまでのデモ再生ではサーバー側の視点でワールドを表示しており、ネットワーク遅延は考慮されていませんでした。 そのため、「ヒットしていないように見えるのに弾が命中している」または、「ヒットしているように見えるのに外れている」といった混乱が生じていました。
TrueView では、観戦対象プレイヤーのクライアント側の予測 を再実行することで、その状況がより正確に再現されます。
下の映像で、従来のデモ再生と TrueView を有効にしたデモ再生の違いをご覧ください。
注意事項:
デモ録画時のゲームバージョンとデモ再生時のものが異なる場合、TrueView はデフォルトで無効になります。
TrueView を有効にしても、デモで見るものと実際のプレイ時にプレイヤーが見ているものには差異があります(特に、スローモーション再生の場合)。 たとえば、CPU と GPU の処理のパイプライン化の影響で、ダメージエフェクトなどの表示タイミングが異なります。
観戦対象プレイヤーのクライアント側の予測を再現するだけでなく、プレイヤーがその時点で「ダメージ予測」を使用していた場合、TrueView は敵側に対してもダメージ予測を実行します。
また、先週ベータブランチで公開した移動に関する変更も今回反映しています。 今回のアップデートはこれにとどまりません。ぜひお楽しみください!